腰椎椎間板ヘルニア　実はお尻の筋肉に問題があった

5か月前からお尻に痛みが出て、足の外側にもしびれ。

整骨院では坐骨神経と言われ20回ほど通って症状変わらず

病院で腰椎5番目のヘルニアと言われ、牽引を受けて悪化。そろそろ手術と言われた。

歩けない状態で当院に来院。

鑑別的な分析を行うも感覚異常なく、痛みや痺れの誘発もヘルニアの確認では出来ず。

坐骨神経痛はそもそも痺れの出ている場所・質ともに違うので坐骨神経痛ではない。

お尻の小殿筋という筋肉に問題あり。下半身に痺れ誘発。

小殿筋について

小殿筋はとても重要な部位です。この筋肉により下肢にしびれが出ることが本当に多い。中々なおらないしびれや足の問題。ここは必ずチェックする必要があります。

身体のバランスを整え、小殿筋に対し押圧施術。

1回目で痛みは半減。

施術内容は、小殿筋に負担のかからないように身体のバランスを整え、尚且つ

小殿筋に対し直接緩和施術を行った。

4回の施術で痛みは完全に消失。

ヘルニアだからと言ってよくならないわけではありません。

腰痛が無い人を画像検査した際に70％近くの人にヘルニアがあるという研究結果が出ています。つまり腰痛や痺れに直接的にヘルニアが関わる事は少ないです。

当院ではこれまでに多くの痺れの方をみさせて頂きましたが、真正のヘルニアの方は

数名程しかいませんでした。(もちろん本当にヘルニアの問題の方もいます)

痛みや痺れの原因のほとんどは筋肉の筋膜痛だと考えられます。

今回はお尻の小殿筋という筋肉の問題でした。

適切に負担を減らし、施術をする事で早期の改善が出来ました。とてもよかったです。

カイロプラクティックは筋骨格の問題の専門家です。

医師の診断やヘルニアを画像で確認することは必要ですが、色々な見方で身体をみていくと、改善が期待できるのではないでしょうか。出口がなくて困っている方は一度、ご相談下さい。

ヘルニアと言われて困っている方、ぜひ一度ご相談ください。