片頭痛からの首肩こりのひどいコリ

１週間前くらいに突然の片頭痛に襲われ駅のホームで吐いてしまった。以前から頭痛持ちではあったが、吐くくらいまでのは久しぶりである。その後はひどい頭痛は出ていないが、首から肩、背中と右側が酷い凝りでつらい。

頭痛についての話をさらに詳しく聞いてみると片頭痛の特徴である光や音の過敏さはなく、脈打つような頭痛で右側だけに起こったという。首から肩にかけて確認していくと、左右ともに非常に固く張っていた。
また後頭骨と首の関節の間の関節の動きが動かない。その他、頭蓋骨の状態をチェックすると、後頭骨や頭頂部の縫合前後バランスなどが崩れていた。

まずは、後頭部の筋肉をしっかりと緩めることから始めました。後頭部の筋肉は全身に影響があるのでここを緩めることで良い効果が得られます。その後上部頸椎と後頭骨の関節の動きをつける施術を行い呼吸を使いながらの頭蓋骨のバランスをとっていくようにしました。この施術で大分首の筋肉も緩み、頭部や顔の筋肉のバランスもとれてきました。最後に首～肩、背中と機能していない筋肉には機能アップの施術を緊張している筋肉にはストレッチなどを行い、終了です。施術後は大分頭もスッキリしたようで、肩も楽になったそうです。

頭痛の問題はほとんどの部分がカウンセリングで判断できます。嘔吐してしまうまでの頭痛は「キケンな頭痛」のケースもあるので注意深く分k性しなければなりませんが、この方の場合は以前も経験しておりその他の兆候がなかったので、通常の分析に移行しました。

キケンな頭痛の場合はすぐに病院を紹介いたします。

片頭痛の特徴がないものもありましたが吐き気があるということと拍動性ということでおそらく片側性の片頭痛でしょう。また頸椎からくるような頭痛も組み合わさっている可能性がありました。片頭痛の場合はカイロプラクティックで効果あるかは半々なのですが通常の頸椎関節治療に頭蓋骨の施術を組み合わせることで、比較的良い効果は出せると思います。こういった場合、頭蓋骨の状態も通常の方よりは、かなりバランスが悪いことが多く、慎重に施術を行っていく必要があると思います。

頭痛は注意深くカウンセリングをして、施術が可能な問題であれば実行いたします。頚椎や筋肉の問題の場合がとても多く、そのような場合は回復が期待できます。